反省会はまわる。ぐるぐるまわる

反省会の弊害についてはあまり大したことはなくて。ひとつは「セッション後の反省会は生産性が低い」ために「費用対効果があまりに悪い」という点。
根拠としては体験がとにかく沢山と、簡単な理論があるのみです。

反省会な流れをざっくり書きましょう。

  1. セッションに問題点がある
  2. 問題点が提唱者に認識される
  3. 問題点がグループ内で共有される
    • グループのメンバーにも同じ問題点が認識されている
    • 提唱者がグループ内に共有できるように問題点を提示する
  4. 問題点の対処について対話が行われる
  5. 対話の中で解決策が発見される
  6. 解決策が問題人物に受容される

ちなみに、反省会の環境は以下のように想定しています。

  1. 長時間のセッションによる疲労
  2. 問題点を解決することへの動機付けの不在
  3. セッション内容についての客観的根拠の不在

乱暴に各ステップが五割の打率とすると、(最初のステップは数えないとして)累積して32分の1、4%の成功率となります。実際はここまで低くなるとは思いませんが、あまり期待はできないんじゃないかなー。

他にも弊害はあるかと思いますが、一番シンプルなものを最初に出してみました。工夫を凝らせば対策はできるとはおもいますけど。