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TRPGサークルの立上げについて

ちょっくらオンラインサークルを立ち上げようかな、とか考えてます。

謹賀新年(2)

深淵開けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。2011年はTRPGもほとんど遊べない年でした。仕事が多少落ち着いてきても、赤ん坊がいると遊べないという環境に色々と痛感しつつ、それでも頑張ってセッションできる場所を確保しようと…

TRPGと"文学"について

文学アレルギーと権力闘争という日記をid:xenothさんが書いていたので読んでみました。思ったことをつらつら。ボクは「TRPGのことを文学と絡めて語る人」に対して、心理的抵抗感を感じます。これはいくつか理由がありまして、ひとつは「ボクに文学的な教養が…

TRPG.NET補完機構の成果報告について

5/14の日記にてご紹介しました「TRPG.NET補完機構」について、わかる範囲でどのような成果を挙げているか簡単に(そして勝手に)まとめてみたいと思います。尚、「TRPG.NET補完機構」とはTRPG.NETの後継を目指し活動している有志による集まりです(以下補完機構…

TRPG.NETとTRPG.NET補完機構について

すでにご存知の方も多いかもしれませんが、TRPG.NETの代表であるsfさんが先日、急逝しました。心よりお悔やみ申し上げます。TRPG.NETはネットワーク上でTRPGを遊ぶ人たちのハブ・ステーションとして、ボクたちTRPGユーザたちに過去から今日まで多大な貢献を…

ネットにおけるTRPG個人史について(3)

[trpg]ネットにおけるTRPG個人史について(2)の続きです。 ネットTRPG個人史 ボク(アキト/akito)がネットに足を踏み入れたのは10代後半の頃でした。実家住まいの小僧は貯金を吐き出してノートPCを購入し、実家の電話線を引っこ抜いてダイアルアップ接続をした…

ネットにおけるTRPG個人史について(2)

[trpg]ネットにおけるTRPG個人史についての続きです。[trpg]ネットにおけるTRPG個人史について(3)に続きます。 ネットにおけるTRPGについて(2):コミュニティ Nifty Serve(フォーラム:FRPG) ニフティサーブは@Niftyがかつて提供していた大手パソコン通信網(有…

ネットにおけるTRPG個人史について

1990年代から2010年代におけるネットにおけるTRPGに関して、簡単な文書を書こうと思います。本エントリはおそらく時間がかかると思いますので、随時加筆修正していくという形をとります。コメントいただいた指摘等がありましたら取り込ませていただくかと思…

ボードゲームで失敗した話(1)の解

さて、何故に勝者であるゲームの持ち主が出入り禁止という厳しい扱いを受けたのか。彼/彼女は、途中で説明しなかったカードを、その存在を知らない人相手でなければ使えないような稚拙な使い方で、ただ自分が勝つために用いて、見事に勝利を得たのです。その…

ボードゲームで失敗した話(1)

ボードゲームを遊んでいて、自分や知り合いが体験した失敗談を少々。ある人物が知人やその友人たちを相手に、自分の持っている新しいゲームを遊ぼうともちかけた。そのゲームはボードやトークン、カードから構成されていて、基本はシンプルなルールなのだけ…

ボードゲームの遊び方、について

簡単なポイントを二つほど。ボードゲームを遊ぶというのは、遊び方が共有されてないゲームを、多人数で時間をかけて遊ぶことを意味します。そうなってくるとゲームとの係わり方というのも、自分と自分以外がそれぞれゲームに習熟しているかで変わってきます*…

テーブルゲームでの遊び方、について

テーブルゲームでの遊び方というのは、突き詰めると「ゲームはルールに基づいて進行する」「ゲームでの勝敗は自分だけでは決められないし、嫌でも受け入れないわけにはいかない」「ルールの中で上手くやることはズルではなく、ルールで禁止されていることは…

TRPGをどう捉えていくか、について

TRPGというのは非常にやっかいなものなのですけど、おおよそは図のような6つの層を意識して捉えてます。その上で、自分のTRPGを楽しく遊ぶための力(ぢから)をあれこれ考えてみたり。ボクは日本語を母語として生きてきたので、会話/読書については基本的なと…

「どうやって『上手いゲーマー』を見つけるか」

を考えようとして、筆が止まりました。そもそも「上手いゲーマー」というのは、「ゲーマーとしての技量の上下」や「ゲーマーの上達」等と同様に、取り扱いが難しい話題なんですよね*1。定義が曖昧で、評価軸が上手く定まらないというのもあるでしょうし、十…

補足:都内で女性限定サークルは難しい

実際の男女比率等を多少なりとも考慮したマトリクスを補足として記載しておきます。これを見れば「上手な男性ゲーマー」を遊ぶ対象から外さないために、女性限定サークルを選択しない女性ゲーマーが居ることに納得感が出るかと思います。

都内で女性限定サークルは難しい

質問依頼:都内で女性限定サークルってあるのでしょうか?というのを読んで、ざっくりと考えてみました。都内に限らない話ではあるけれど「女性限定サークル」というのは想像するよりも、難しいと考えます。というのも、女性限定という制限が故に、上手な男…

中高生の頃にFEARゲーがあったら

中高生の頃にFEARゲーがあったら、なんてふと考えたりすることがあります。遊ぶ時間はあった。でも教室を追い出される時間はシビアで、セッションの長さは準備を含めても3時間とちょっとしかなかった。時間の読みにくいリドルよりも、ダンジョンや戦闘に重点…

二つの山という仮説

TRPGユーザがどのように分布しているか、図のように仮説づけて考えると納まりが良いように思います。そして、TRPGに長く付き合ってきた人々(ボクもこちらに入ります)は右の山に属し、提供側がターゲットとしているのは左側の山なのではないでしょうか。これ…

レイアウトを考える前に

TRPGのルールブックにおけるレイアウトを語るにあたって、いくつか検討しておかないと面倒な前提的な考えがいるんじゃないかな、と思うのです。例えば以下の3点。 TRPGのルールブックが成立している環境は、一般書籍と比べてかなり特殊である TRPGのルールブ…

ルールブックレイアウト論

なんでも最近はルールブックのレイアウトが話題とか。読みやすいルールブックへの提案から5年以上経ってますし、DTPも進化した気がします。また何か調べてみようかしらん。

コンベンションでGM予定

5/5にイノベーションという中規模から大規模なコンベンションでGM予約をしています。SW2.0で歯切れの良いゲームをやろうかな、と。以前コンベンションで「SWで一日4シナリオ、成長もあるよ♪」という立卓をしたのですけど*1、SW2.0は整理されて加速してること…

おためしセッション

「とりあえず試しに遊んでみる」という懐かしいスタイルでSW2.0をお試しセッションしてみました。PL人数は4人でいずれもTRPG経験者。さらにSW2.0を遊んだ経験がある人が若干名という、色々と面白い状況です。キャラは自作となったので、わくわくしながらサイ…

乱戦について

「乱戦」という新概念について、わかりにくいという声を聞いたので、ちょっとした説明をしてみたところ納得してもらえました。ポイントは「乱戦状態の空間内では参加者全員が常に移動している」ということがなかなかイメージしにくい点のようです。具体例と…

ルールブックの第一印象

買ったら読んでみるわけで、色々と感じるところがあります。(第一印象について以下続く)

ルールブック購入

ソード・ワールド2.0 ルールブック I (富士見ドラゴン・ブック)作者: 北沢慶,グループSNE,輪くすさが,真嶋杏次出版社/メーカー: 富士見書房発売日: 2008/04/19メディア: 文庫購入: 17人 クリック: 89回この商品を含むブログ (129件) を見るちょっと時間がと…

違う目的をもった人たちが互いのプレイを批判しても実りは少ない

何を楽しみたくて遊ぶのか違うことがあるを前提として考えると、セッション終了後にお互いのプレイングについて語り合っても実りが少ないと思うのです。そして、実りが少ない状況で、摩擦係数の大きい話題の進め方をすると費用対効果が悪いものになるでしょ…

戦闘でプレイヤ同士で毎ターン時間をかけて作戦会議をする

何を楽しみたくて遊ぶのか違うことがあるの具体例をもうひとつ。「提示される課題の解決を模索する楽しみ」な人にとって、戦闘的状況というのは課題解決の、ゲーム的側面を強調したものでしょう*1。だから、戦闘での勝利という課題の解決に向けて、折々で参…

セッション中にマンガを読む

何を楽しみたくて遊ぶのか違うことがあるの具体例をいくつか考えてみたいと思います。「セッション中に自分の担当キャラクターが登場していないからとマンガを読む」という現象を考えてみます。「気の合う仲間と時間を過ごしたい」という人にとっては、会話…

何を楽しみたくて遊ぶのか違うことがある

はじめてのTRPGで整理しているのですが、TRPGにもとめる楽しさというのは複数あります(ここで挙げているもの以外にもいくらもあるでしょう)。この「複数ある」ということを自覚してないと、色々な話が食い違って詰まらないことがあると思うのです……温度差と…

TRPGについて書きはじめました

はじめてのTRPGを作成。といっても、まだ数年前に書いてWebに転がしたままだった文章を貼り付けただけなんですけど、そろそろまとまったテキストが欲しくなってきたので自製することに。