ネットにおけるTRPG個人史について(3)

[trpg]ネットにおけるTRPG個人史について(2)の続きです。

ネットTRPG個人史

ボク(アキト/akito)がネットに足を踏み入れたのは10代後半の頃でした。実家住まいの小僧は貯金を吐き出してノートPCを購入し、実家の電話線を引っこ抜いてダイアルアップ接続をしたものでした。ネットをはじめたきっかけは、卒業した先輩たちがメールとかインターネットでの情報交換をしているというのを耳にしていて、自分もそこに混ぜてもらいたかったからだったと思います。

TRPG.NETとの遭遇

当時はGoogleはなく、検索エンジンといえばロボット型の goo と登録型の yahoo が登場しはじめたぐらいだったと思います。ボクはプロバイダ登録が終わって、インターネットにアクセスするや、検索エンジンに「TRPG」と打ち込むと、胸を高鳴らせながらエンターボタンを押しました*1。いくつもの検索結果が出る中で、一番上に来たのがTRPG.NETでした。

そして工房・匠の掲示板他の新着情報に辿りつきます。そこにはTRPGに関する各種掲示板が数多くあり、多くの人たちが集い、そしてTRPGの話をしているわけです(ログも山ほどありました)。そこで生まれて初めてハンドルネームというものを考え、"ボク"は今でもそれを使い続けています。

極論実験

TRPG.NETはちょうど「極論実験」というイベントが収束に向かっている時期でした。極論実験はいくつかの制約の下でTRPGについて特定のスタンスに分かれて、対立的な視座からより深く対話しようという取り組みでした。コーディネイトするのは河嶋さん。

馬場講座
実名と仮名、匿名

*1:今思うと恥ずかしくなるぐらい単純だったようです