フリーライダで言及したいこと(3)

欠点とは、話の対象が仕組みのデザインではなく、フリーライダの倫理感へとずれたり、フリーライダ以外の人々が如何に素晴らしいかという話に逃げ込む危険性がある点です。

「このフリーライダめ!」「なにをお前こそタダ乗り野郎の癖に!!」なんて罵倒の応酬は避けたいですからね。

ですから、問題が個人の資質であるかのような話に摩り替えないよう常に頭を悩ませながら、以降ではさらに具体的なデザインの課題について考えていきます。