敵の名はフリーライダー

フリーライダーというのは、枠組みの中で恩恵に与かりながら、制度を成立させるために生じている僅かな隙に乗じて、負担を過剰に免れる人々を指します*1

「彼/彼女ら」は隙を潰す施策をとろうとすると枠組みそのものが壊れたり維持コストがはね上がる場合などに蔓延ります。そして、制度を担う他の普通の人々が不公平感にとらわれてしまう危険が増すのです*2

このような視点で考えると、あれこれ整理できるかと思います。機会があったら典型事例でも考えてみましょうかね。

*1:経済学や公共政策学などで使われる術語です

*2:フリーライド自体は悪いことではなく賢い判断とも言えなくもないのですよね。なので、そういう余地がある仕組みをなんとかしようと考えるのが好みです