操り人形
神饌喰い。が今度は「操り人形」に触れてるのでまたもトラックバック。今回は軽めですけど。
……でもそれが、実はゲーム的にもなかなか有効な戦術だったりするから、それが二重に恐ろしいんですね。実際に、王権を維持し続けて王城関係の建物カードを立て続ける戦術をとるというのは、それなりに有効なやり方なのです。
と白河堂さんは言ってますが、「暗殺者で国王を殺しつづける」という戦術はあまり有効ではないでしょう。この場合、理想的なのは「誰かに暗殺者で国王を殺しつづけてもらう」です*1。
少し暗殺者の能力について考えます。
暗殺者のメリットとデメリット
暗殺者は以下の3点が魅力であるキャラクタです。
- 暗殺者に暗殺されない
- 泥棒に盗まれない
- 誰かを暗殺できる(大抵は)
で、3つめの「誰かを暗殺できる」というのはそれがゲーム上で有効に機能するならば「上位者(トップ)を暗殺できる」ということを意味します。ところが「上位者(トップ)を暗殺できる」という機能は、自分以外が暗殺者になって仕事をやっても果たされるわけで。実質的に3つ目はメリットとして軽視できます。
一方で、暗殺者には致命的なデメリットがあります。
- 暗殺者以外のキャラクタ能力を得られない
これは当たり前ですが、非常に大きい。
操り人形における暗殺者のあり方
総合すると以下ようなバランスになるんじゃないかしら。
- トップは常に暗殺者の影に怯える運命
- トップは暗殺者を飼い殺しできると嬉しい
- 暗殺者の行使は下位者同士で押付けあう汚れ仕事
まぁ、これはこれでドイツ(にやがてなる地域)の物語っぽいわけですが。