PL番号システム

「PC番号システム」という素晴らしい概念が到来してから随分たちます。そこで次は「PL番号システム」じゃないかと思うのですよね。たとえば「初心者TRPG勧誘企画」であれば以下のようなPL番号ハンドアウトを配る時代がいつか来るのではないか、と。

  1. PL(1):初心者/ゲスト・前提条件:初心者
    • 君はTRPG初心者である。君が友人にTRPGに興味があると告げたことから今回の物語がはじまった。君は楽しかったら楽しそうに振る舞い、判らないことがあったら正直に質問しなければならない。それと、詰まらないときは……終わってから告げて下さい。
  2. PL(2):コーディネイター
    • 君はPL(2)に依頼されたセッションコーディネイタだ。セッションのメンバーを揃えたり、会場や備品、その他色々な点についてのとりまとめを行い、これからセッションに臨む。すでに峠は過ぎているが、不測の事態がおきたり、GMの気がまわらない点をフォローして欲しい。
  3. PL(3):ムードメーカー
    • 君は親しい友人であるPL(1)がTRPGに興味があるということを聞きつけてセッティングをした張本人だ。セッションのムードが暗澹たるものにならないよう、他のPLたちにそっと指示を出しつつ、セッションを楽しいものに仕立て上げなければならない。
  4. PL(4):頼りになるお兄さん/お姉さん
    • 君はルール面とセッション進行面でのサポートのために雇われた古強者だ。初心者が躓きそうなルール的に重たい部分を人知れずフォローしたり、押し付けにならない程度のアドバイスを出したりするのが使命だ。くれぐれも正解を告げてそれ以外を認めないような狭量な態度をとってはならない。
  5. GM:初心者対応完備のゲームマスタ
    • 貴方は初心者がTRPGをはじめるにあたって、最初に接するゲームマスタである。選びに選んだシステムと、そのゲームコンセプトの中核を十全に楽しめるシナリオを用意し、これから山あり谷ありのTRPGライフに足を踏み込むPL(1)の心の拠り所となるような素晴らしいセッションを作り上げろ。

この中でPL(1)は前提条件がとても厳しいので無理だけど、PL(2)から(4)、GMは担当できるかな……どうだろう。