ダイスロールはダイスをロールするに止まらない
ダイスを振る前と後にやれることがいくつもあって、それ込みでなら工夫の余地はいくらもあります。
たとえば「成功するのは出目いくつまでだ」と先に言えば、出目への関心を高めて場を盛り上げることができます。
あるいは、失敗した直後に自分がポジティブさを失っていないことを明快に示せば、失敗による意気消沈への対処が懸念されて場が一時停滞するのを避けることができます。
このように工夫を重ねれば、個々のダイスロールでさえ(成否に関わらず)場に良い影響を及ぼすことができます。
基本方針は「ロールに関心を集め、成功は誰のものでも祝い、失敗は労いつつ次の成功の礎とする」あたりでしょうか*1。
もしこの逆を行く*2人を見たなら「空気読め」といった感想を抱くでしょう。