コンベンション新時代

スタッフ参加しているTGRCONが、もうすぐ二十回になります。意欲的なコンセプトを工夫の積み重ねで安定化させて、着実に参加者を集めており、最近はいつも満員御礼となってきました*1

そんなTGRCONが、今回で一旦終ります。二十回を機に、主催者代表が引退するためです。

そもそもコンベンションにおいて主催者側が表立ってできる事はあまりありません。当日の開会から閉会までの九時間のうち、せいぜいニ割弱しか存在感を発揮しません。そしてTGRCONは運営時間を切り詰め、セッション時間をより多く確保するというコンセプト故にますます影が薄くなっています。

しかし、コンベンションの実際作業量は決して少なくありません。特にTGRCONはフリーコンベンションと比べると開催までの作業が多く、少なくとも数十人時間がかかっている計算になります*2

スタッフで分散できるとは言え、代表にかかる負担はやはり小さくありません。そんな現代表がここのところ、じわじわと仕事に追われてきているのです。

結果として「現代表で続けるといつかTGRCONが開催されなくなる(又は代表が無理をして倒れる)」「余力のあるうちに新代表の体制を作ろう」ということになったのです。

コンベンションの代表交代というのはあまり聞かない話ですが、無事に継承を済ませて次に繋げたいものです。

まずは週末の二十回。

*1:嬉しいことです。これにはコンベンションユーザが増えている影響等の理解もありますが

*2:百人時間以上という試算もあります