信用されないNPC商人

その昔「悪いが君の護衛運搬シナリオに出てくる依頼人、特に商人は信用できない」と言われたことがあります。

才覚と運、何より信用によって商いを糧とする商人が信頼されないとは由々しき問題です。彼にそこらへんを問い正してみたところ、彼も商人自体を忌み嫌うわけではないようで。

  • 「君のシナリオに出てくる商人は六割が依頼を受けるに際して明かしておいて欲しいことを伏せている」
  • 「ふむ」
  • 「半分は道中にある危険に関する情報を掴んでいても隠している」
  • 「あー(何かを思い出している)」
  • 「残る半分は運搬物の中身や素性を偽っている」
  • 「なるほどなるほど。……君の言い分はわかった。しかし全体の四割は普通の依頼人ということだろう?」
  • 「いや、それは違う」
  • 「ふむ?」
  • 「その半分は違法な取引に関与していて官憲に目をつけられている」
  • 「そんなシナリオもあったな」
  • 「残りのさらに半分は邪悪な企みをする教団の隠れ蓑だ」
  • 「あのときは大変な目にあってたなぁ」
  • 「つまりほとんど信用できないわけだ」

と、こんな話でした*1

ここからさらに以下のように繋がると面白いのですけど、さすがに以下は創作。

  • 「それならしばらくは商人が関わるシナリオは控えるか……いや、いっそのこと君達が商会をやるというのはどうだ?」
  • 「面白そうだな。密輸に手を染めて、護衛は馬鹿な冒険者を騙して使い倒そう」
  • 「おいおい」

*1:彼らはマスタのシナリオ創作チャート・運搬編の真相にかなり迫っていました