玄関を出て外を振り返ると雪。まだ降りはじめらしく足場はさほど悪くない。朝の段階でこの程度なら、おそらく積もらないまま終るだろう。しかしそんなことより我が心を揺さぶるのは。この降り注ぐ柔らかい雪を前にしてただ「雪」としか綴れない己の到らなさ…
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